疑惑-うたがい-

2月 18th, 2000

流される 噂の元を 手繰ったら 誰も彼もが 疑わしくて…

手に入れかけた安らぎへの切符 奪おうとするのは誰…?  
貴女も… 貴女も怪しい… 鏡に映る自分でさえも…

2000/02/18

霧雨-きりさめ-

12月 15th, 1999

肩を寄せ 一つの傘で 雨を避け 貴方と歩く 霧雨の夜…

霧雨が降り出した夕暮れ カフェテリアまで少し急ぎ足で歩く  煙ったCityLightさえ美しく映る
『貴方が好き…』と心の中で呟く 雨のRoadshow…

1999/12/15

蝕至溶-ふれる-

11月 11th, 1999

髪に触れ 唇に触れ 肌に触れ 切なさに触れ 貴方へと溶け…

儚さを抱きながら また貴方へと落ちてゆく  流れ過ぎる季節を遠くに感じながら… 
忍び寄る時間を遥かな岸へ流して…

1999/11/11

墨汁-せぴあ-

11月 5th, 1999

貴方との 想い出を今 振り返り セピアに滲む 写真を伏せた…

5年前と何が違うのだろう…  貴方と私の間で 何が変わってしまったのだろう…
ときめきに似たあの切なさは何処へ行ったのだろうか? 私を置いて…

1999/11/05

言葉-ことば-

11月 2nd, 1999

耳元で 逢いたいと言う その声を 心の中で 繰り返し聴く…

貴方から聞くたった一言… 「逢いたい…」というその言葉が私を女に変えてゆく… まるでMagic…
貴方の言葉は不思議… 私を優しさで満たしてゆく… 囁いて… 酔わせて… 私が眠りに就くまで…

1999/11/02

寝息-ねいき-

11月 1st, 1999

愛しげに 貴方の小さな 寝息聴く まだ夜明け前 薄明かりの中…

隣に眠る貴方は 抱きしめたくなるほど無防備… 静かな空間に小さく響く 貴方の寝息が心地いい
いつまでもこの時間が続けばいいのに…なんて感じる夜明け前…

1999/11/01

残り香-のこりが-

10月 23rd, 1999

ふと気付く 髪に移った 残り香が 私を抱く 甘く切なく…

髪に残るかすかな匂いが 鮮やかに思い出させる貴方の抱擁
私の胸に 頬に まぶたに くちづけをした貴方の唇

絡めた指と指 触れ合う肌 交差する吐息 見つめるまなざし
私の背中に廻した貴方の腕が あやすように私を抱きしめる 優しく… 

貴方の汗の匂い 貴方の煙草の匂いが私を包む 残り香が消えるまで……

1999/10/23

恋文-こいぶみ-

10月 22nd, 1999

逢うほどに 募る想いを したためて 私の中に 残す恋文…

貴方の顔を 声を 唇を 手を 腕を 汗を 私へと刻み込む… 
微笑みかけるその顔を 私を酔わすその声を

頬が覚えてる貴方のぬくもり 唇が覚えてる貴方のくちづけ  
しなやかに忍び込み 甘やかにすり抜ける
聴こえるものは ただ貴方の吐息… 私の吐息…

文字には残さず 私の中に刻み込まれる 秘めた恋文…

1999/10/22

久遠-くおん-

10月 20th, 1999

古に 永久に漂う 河の瀬よ 我が想い乗せ 久遠となりぬ…

想いは永久に消えない 幾年も幾年も… 貴方を想い降り積もり 渕となり 愛となり 永遠となる
降り止まぬ愛を抱き 捨てきれぬ愛を抱き  永久に貴方を見るために… 永久に貴方といるために…

1999/10/20

玉響-たまゆら-

10月 13th, 1999

一時の 妖しかしに似た 恋模様 別れる時間(とき)の 声も玉響…

会っている時間 二人は恋人 時に切なく 時に甘く 
会えない時間はこんなにも長いのに… 会えば瞬く間に過ぎる…
貴方の吐息 貴方の仕草 すべて玉響…

1999/10/13